丹後 伊根町 向井酒造!!!
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日本酒交友録
どうも、魂を癒す一杯を探し求めさまよう、はてなの茶碗ブラザーズのちゃわんこと、スタッフのリョウです<(._.)>
10月20日に京都の丹後にある伊根町に、伊根ブリの見学をかねて、伊根満開、京の春、ええにょぼを醸す
酒蔵向井酒造さんを訪問させていただきました。
写真の暖簾をくぐると中で試飲もできます、ちなみに僕は京の春の山廃仕込生原酒を購入して、店で呑んでます!!!
さて、僕は以前のブログでも公開させていただきました、乙女の日本酒プロモーション、燗酒劇場で向井酒造さんと接触部分があるので、非常にテンションが上がる瞬間でした!!!乙女の日本酒プロモーションの時は久仁子さんのお話を聞いていたというだけですがm(._.)m
伊根はこんな風景です
こちらの蔵は長男の向井崇仁さん、長女の長慶寺(旧姓:向井)久仁子さん、久仁子さんの旦那さん長慶寺健太郎さんのこの三人がBY26のお酒を作っていきます!!!
崇仁さんは二年間、埼玉の神亀酒造で修行されて当蔵に帰ってこられ、半年間は朝3時起きの休みなし、ご飯も化学調味料を使わないお食事を食べてたそうで、神亀酒造がいかに化学調味料に犯されない味覚を養うという徹底したやり方、日常の所作が酒造りに繋がるという考え方が伺えます!!!
当蔵の杜氏でもある長慶寺久仁子さんは子育てをしながら今年も酒造りに臨まれます、女性でありながら現場を統括するハートが強くないとできませんが、お会いするとめっちゃ暖かさを感じる人柄です!!!
そして、やはりこの製造部の頭、健太郎さんです!!!健太郎さんは秋鹿で修行されていらっしゃった方で、海を愛する心の広い方です!!!とてもアクティブな方で健太郎さんの力は向井酒造にはなくてはならないものだと蔵見学で感じました^^
これからは、向井酒造の顔、伊根満開を柱としてこの蔵のお酒を発信していくこの三方の力がどのような酒を産むか非常に楽しみな蔵です!!!
では、簡単に蔵見学のお話です
こちらの蔵は全て手作業で行うことをモットーとしており、限定吸水を中心にやられております、それもお米の水分量を計算しながら、時間を測ってキッチリと作業していく、これも長年のデータの蓄積から生まれた行程です、この緻密な作業が向井酒造のお酒を作っています!!!
そして、米を蒸すわけですが、お米をただ単に蒸したらいいわけではなく、蒸したお米は麹米として使われます、しかし、この麹米もベタベタしていては作業ができないので、蒸したお米を高圧で温度をあげた蒸気で表面のアルファ化すぎないように、簡単に言えばある程度水分を持ちながらパラパラするようなお米を作るのが目的です!!!
そして蒸したお米はさらに離れたというか入り口の通りを挟んだ向かいにある蔵にある麹室に運ばれます!!!
上の写真が麹室の中の写真です、麹米は蒸したお米に麹菌を振りかけます、その時麹が死なないようにそして米が乾ききらないように綿の布を被せるのですが、この布ではベタベタとお米がくっついてしまうので、作業が大変なんですが、ある素材ゴ○○○○スという素材を使う事で作業効率がグッと上がったそうです!!!そのうちこの素材はもっと多くの酒蔵に伝わることでしょう♫
そして、さらに酒タンクを見るために二階へ!!!
暖気樽なんですが、これを運ぶ時床につけてはいけない体に触れてはいけない、またこれお湯を入れるので30キログラムを手と腕の筋力だけで運ばねばならないという、なんか少林寺の映画に出てきそうな風景が想像できますが・・・それを下のタンクの上から暖気樽を入れないといけない、ほんまに酒造りは大変です!!!
そしてタンクも落ちれば即死です。発酵により炭酸ガスが発生しているため吸い込みすぎると死んでしまうからです、だから酒造りは本当に命がけの仕事なんですね・・・
上の写真はそのタンクのあるところにある場所です、ほんまに海に近い蔵なので健太郎さんは将来この海で取れた新鮮な魚を食べてもらえるようにバーをやりたいそうで、そこで向井酒造の酒を合わせたら最高ですね!!!
あと、酒造りのお話はある程度の基礎知識がないと難しいんですね、ある意味バイオ的な学問の様相を呈しています!!!僕らも基礎知識があったから話の内容は面白く感じましたが、そうでない方にはチンプンカンプンでしょうね・・・
あまりに化学用語があったので詳しくは僕もアップできていませんがm(._.)m
いつか僕も酒造りの手伝いをどこかの蔵でやらんとと心に決めております!!!
それではまた、日本酒0杯を1杯に!!!ありがとうございましたm(._.)m
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