新しい素材に出会う旅 in 丹後・伊根 PART1
まいど! 観光大使オサムです。
皆さん、丹後半島にある伊根という町をご存知ですか?
京都縦貫道の先、与謝天橋立から国道178号線を北に約40分。半島の東端にある町です。
伊根湾を囲んで舟屋と呼ばれる建物が並ぶ風景が美しく、NHKの連続テレビ小説「ええにょぼ」の舞台になった町と言えば思い出される方も多いかも知れません。
前回、宮津での商談会でお話させていただいた方が、この町でブリやサーモンを養殖しておられます。
つい先日も当店にぷりっぷりの岩ガキを送っていただき、お客様にも大好評でした。
そんな岩ガキや冬から春にお届け予定の伊根ブリ・伊根サーモンのことをもっと知りたくて、ちょっくら現地までお邪魔してきました。
まずは岩ガキをご紹介。
写真のようなイカダに岩ガキを吊るして育ててはります。稚貝から育てて4年かかるそうです。
天然岩ガキも捕獲後2年ほど吊るしておくことで身入りが均一になるとおっしゃってました。
あまりにもきれいな海なためカキの成長が遅く、他の産地より出荷まで1年余分にかかるのがちょっとした悩みだとか・・・。
でも今まで湾内からノロウイルスが出たという報告はなく、恵まれた自然環境が安心できる岩ガキを育ててくれるようです。
次にブリの生け簀を見学。
サイズ別に2つの生け簀に分けて育ててはりました。
生け簀内の魚の密度を減らしたり、与えるエサを工夫したり、健康なブリを育てるための様々な取り組みを教えてもらいました。
本人は「天然のブリに近づける」と言われてましたが、これだけの愛情を目の当たりにすると、牛の肉のように天然よりも美味しいブリがボクたちの食卓に安定供給される日も遠い未来のことではないような気がします。
冬には元気に育ったブリが、春には同じように愛情込められたサーモンが届きます。どないして食べようかワクワクしますね。
さて、見学も終わり港に戻・・・
港には戻りません!そう、舟屋というのは船のガレージなんです。だから家の玄関が港みたいなもの。家の前に直接船をつけてまいます。
こんなに日々の暮らしが海と密着してるのは、おそらく日本中でも伊根ぐらいなんとちゃうやろか?
そんな伊根の町から届く魚貝をこれからはてちゃで楽しんでもらう予定です。
貴重な体験に感謝いっぱいで大阪に帰るとおもいきや、PART2に続きます。
橋本さんのブログ←ボクらも出演。熱い思いが伝わります!
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