コメ・コメコージのイベントに参加して参りました!!!
どうも、魂を癒す一杯を求めてさまよい続ける、はてなのちゃわんブラザーズ、ちゃわんことスタッフのリョウです!!!
去る、8月31日にコメ・コメコージのイベントに参加して来ました!!!
今回の参加蔵は 秋田県 「天の戸」 浅舞酒造 森谷康市氏
そうそうたるメンバーです!!!
今回は十数年に渡りコメ造りと酒造りの双方を直接手がけておられる、蔵元・杜氏をゲストに招いて、コメと酒、造り手と飲み手が一体となる空間時間を演出するという趣旨の会でした^^
まず、最初に天の戸の森谷氏といづみ橋の橋場氏のコメとの関わりついてのお話でした!!!
森谷氏は農家の方で、蔵元の柿崎秀衛氏とは同級生で冬には酒を造るという古き良き杜氏、森谷さんの著書『夏田冬蔵』も読んでみては!!
いづみ橋の橋場社長は自ら率先山田錦や雄町などを栽培してらっしゃいます!!!
天の戸の取り組みとしては地元のコメを使い、純米のみのお酒造り、農家さんと一緒に!をテーマにコメ・酒造りを、
いづみ橋さんは95%の地元米で、全量純米酒という形で蔵を運営し酒を造っておられ、どちらも共通しているのは地元を意識しているということ!!!
そして地元の農家との連携で大切になってくるのは価格の問題、特にいづみ橋・橋場さんの話では実績のない酒蔵にコメはなかなか回ってこないらしく、その農家と蔵との距離を縮めるのに苦労されたようです・・・
しかし、両蔵ともにきちんとお金のやり取りを農家とやり取りすることでいい関係を保っているとのこと、つまり農家と運命共同体の関係を築いているという点が似ている!!!
第二弾は喜久醉の蔵元杜氏青島さんと会津娘蔵元杜氏高橋さんのお話でした。
喜久醉さんの青島さんはもともとニューヨークのファンドマネージャーからの転身で酒を醸してらっしゃいます、お米は松下さんという素晴らしいコメ造りの方とのコラボでうまい酒を醸す、本醸造は燗にして呑むとめっちゃうまいという印象!!!青島さんの麹に対する愛情は半端ないです!!!
そして、青島さんは酒を造るのは生まれた土地の水、コメを守ることがその土地の環境を守ることに通じるという信念で酒を醸してらっしゃいます、
高橋さんの蔵はこの参加蔵中一番小さい蔵で、酒米を自分のところで造る、土産土法いう信念で造ってらっしゃいます、そして酒造りに関して意識してらっしゃるは常に「進化」する酒を造ることだとおっしゃっていました、来年は更にうまい酒が呑めることを期待してます!!!
お二人に共通するのはコメ・酒を作るのは結局人の手間をかけて造るのが一番いいのだと言っているような感じがしました!!!
最後は、秋鹿酒造の蔵元杜氏奥氏と森喜酒造場のるみ子氏のお話でした。
秋鹿のコメ造りは一貫造りという酒のドメーヌ化の急先鋒の蔵です、ドメーヌとはブドウ栽培の施設とワイン醸造所の施設を持つということで、それを日本酒に置き換えた急先鋒の蔵、
奥氏曰く、最初からコメ造りはうまくいかなかったそうで、山田錦栽培の第一人者、(故)永谷正治先生の指導により山田錦の栽培を軌道にのせ、現在に至っている蔵で、ここの燗酒はホンマにうまいです!!!
そして、最後に森喜るみ子さん、お父様の病気により急遽、ご主人の英樹氏と蔵を継ぐことに、夏子の酒に感銘を受けられて作者の尾瀬あきら氏に手紙を送り、そこから森喜酒造の酒造りが変化して行き、尾瀬氏の画を使用したるみ子の酒が販売され、現在に至っているのですが、
最初は美山錦の栽培をしていたのですが、ここの蔵に前出の(故)永谷氏が訪れ、山田錦栽培することにそして、はなぶさが生まれました!!!
色々端折って書いておりますが、なんにせよ、それぞれの蔵が自分たちで造る酒の材料を自分たちで造りそれを消費者に届けているということ、なんですが、確かに呑む人にとっては熱いことですが、
呑まない人をどう巻き込んでいくのかが課題でしょう?絶対数を如何に増やすか?それがもしかすると、酒屋さん、日本酒を扱う僕たちの役割なのかもしれませんね!!!
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