新企画！　真夜中の吞み比べ　Ⅰ　2015 7/26

まいど！　酔っぱらいオサムです。

はてなのちゃわんは、みなさんに愛されながらオープンして１年半になろうとしています。

日本酒をメインに据えながら、今までたくさんのお酒の吞み比べや作り手さんを招いてのイベントなど、様々な形で新しい日本酒ライフを提案してきました。

まだまだやってみたいことがたくさんありますが、ふとこれまでを振り返り、ボクたちが「本当の意味でのオススメのお酒」をしっかりと提供できているか？を今一度チェックするべく、新企画をお送りすることにしました。題して・・・

はてなのちゃわん　真夜中の吞み比べ

十本の様々な日本酒の中からランダムに選んだ三種類をブラインドで吞み比べて、それぞれ自分なりの感想をメモしていきます。（あくまで個人的な感想です。図らずもつける順位も現時点での暫定と考えてください。）

１年半の間、日本酒とお付き合いさせてもらったボクたちが、拙いながらもブランドや造りによるバイアスを取り外して、現時点で「これおいしいやん！」と思えるお酒を発見し、みなさんにオススメしていくこの企画。何かの参考にしてください。

それでは第一回の参加者のプロフィールです。

まずは調理担当スタッフのオサム（♂）

日本酒歴：５年（本格的には１年半）

衝撃を受けた銘柄：笑四季Sensation（黒）

好みのタイプ：飲み飽きしない飾らないお酒

そしてドリンク担当スタッフのリョウ（♂）

日本酒歴：本格的には１年半

衝撃を受けた銘柄：田酒　山廃純米

好みのタイプ：優しく飲める後味のすっきりしたお酒

今回特別参加。月曜限定ヘルプスタッフのアスカ（一応♀）

日本酒歴：１ヶ月

衝撃を受けた銘柄：ワンカップ大関

好みのタイプ：小早川毅彦（広島→ヤクルト）

記念すべき初回にセレクトした１０本はこちら。

色々なタイプのお酒が揃いました。この中から３本選んでブラインドで利いていきます。

最初のチャレンジャーはアスカ。第一印象と好みの順位。二口目からの感想と最終的な好み。そして最後に銘柄を予想したものとその正解を表にまとめてみました。

アスカのチャレンジに選んだお酒は

①誉凱陣　純米吟醸

②浅茅生　純米吟醸

③國乃長　カエルラベル　純米無濾過生原酒

の３本でした。

アスカは全て初めて飲むお酒だったので予想はナシ。チャレンジを終えたアスカの一言をどうぞ。

ワンカップ大関で青春時代を過ごした私にとって”純米酒”はとても新鮮な印象です。サラッとした飲みやすさと飲み応えを共存させていると感じたカエルラベルはオススメです。

仕込みを手伝わさせてもらったカエルラベルを気に入ってもらえて、ボクたちもちょっと嬉しくなりました。

次にオサムが挑戦。

オサムのチャレンジに選ばれたお酒は

①㐂量能（きりょうよし）

②國乃長　上撰本醸造

③神亀　ひこ孫　純米

の３本でした。

チャレンジを終えて一言。

それぞれ特徴のある３本でした。No.１に選んだ㐂量能はコストパフォーマンスに優れたボクのお気に入りの１本です。それにしても会津娘と㐂量能、系統似てんねんなぁ。

最後はリョウです。

リョウのチャレンジに選んだお酒は

①誉凱陣　純米吟醸

②会津娘　純米酒

③㐂量能（きりょうよし）

でした。

それではチャレンジを終えて一言。

１番に選んだ会津娘は米の旨みを感じる優しい味わいがオススメです。次回は味の裏に隠れた「何か」を感じとれるように精進します。

新しい企画「真夜中の吞み比べ」の初陣に長々とお付き合いいただきありがとうございます。今後、回を重ねるごとにボクたちが成長していく姿を楽しんでください。

１年半、日本酒を飲み続けて感じるのは、新しいお酒に出会う度に世界が広がり、自分の好みが変わっていくということ。何度も言いますが、今回それぞれにつけた順位も現時点でのあくまで暫定的なものです。

これからしっかりと経験を積んで、みなさんにボクたちのオススメが信用してもらえるように精進していきます。

運良く「真夜中の吞み比べ」の現場に出会ったときは一緒にゲストとして参加してください。

それでは第二回をお楽しみに！