酒粕の魅力
まいど! 快楽の副産物オサムです。
オープン以来、はてちゃでは日本酒に力を入れて営業してきました。
休日返上で数々の日本酒イベントに顔を出してきたドリンク担当リョウちゃんの努力や、ボクたちに新しい出会いの機会を与えてくれるたくさんの仲間のおかげで、少しづつですが日本酒を造ってはる蔵元さんとの交流も増えてきています。
こうして周りの人々が動き回る中、ボーッとつっ立ってるだけのボクの元に集まってくるのが酒粕です。
この酒粕。日本酒を造る際に、醪(もろみ)を圧搾した時に出る副産物なのですが、カスと呼んでしまうにはもったいないくらいのポテンシャルを秘めています。カスの中のカスと自他ともに認めるボクが言うんやから間違いありません。
素材としての成分や薬効などは他サイトに詳しく書かれているものが色々あるようなのでそちらにおまかせして、今回は実際に店で酒粕を使って調理したものをいくつか紹介したいと思います。
今、手元にある酒粕は、以前のブログでもおなじみの滋賀県の「浅茅生」の平井商店さんのもの。もう一つは丹後・伊根町の向井酒造さんの「伊根満開」から取れた珍しい赤く色づいた酒粕です。
平井商店さんの酒粕では新鮮なイサキを漬け込んでイサキの粕漬けを、
向井酒造さんの酒粕では、蔵を訪れた時にいただいたレシピを参考に甘酒を作ってみました。
イサキの粕漬けは当店のメニュー「おまかせ三種焼き魚食べ尽くし」などで中々好評です。
甘酒はブログ読者のみなさんにサービスで提供させてもらっています。甘酸っぱい口当たりが独特で、アイスクリームにトッピングなんかしてみても美味しく召しあがってもらえると思います。
この他にもわさび漬けを作ってみたり、当然粕汁なんかも店で出してみたいと考え中です。冬場には体のあったまる新メニューにも挑戦していきます。
何と言っても酒粕の最大の魅力は、他の素材にはないほっこり心を落ち着かせてくれる香り。
どうしても家庭では遠ざかり勝ちなこの素材を当店で一度経験してみてください。
絶対ハマります。カスの中のカスのボクが言うんやから間違いなし!
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