奈良県 長龍酒造 蔵見学

公開日: : 最終更新日:2015/04/29 日本酒交友録

どうも、NGT48に押されないように新潟で地道に活動しているアイドルNEgiccoを応援したいスタッフのリョウですm(._.)m

 

去る、3月15日(日)に奈良県は広陵町にある長龍さんの酒蔵見学へ行ってまいりました。

高槻からだと、2時間ぐらいかかりました、近鉄原田本線の箸尾という駅に長龍酒造の蔵はあります。

はてなの日本酒図鑑 長龍酒造

ここが長龍酒造です、日曜日はお休みですがこの日のために開けていただいております!!!

ここが長龍酒造です、日曜日はお休みですがこの日のために開けていただいております!!!

入り口です

入り口です

巨大杉玉です!!!

巨大杉玉です!!!

 

まずは、一室に集まって、蔵の方から長龍酒造の始まりの説明がありました。

 

元は飯田酒造の七男の飯田弟一さんが独立し、そこから飯田酒造の酒「長龍」120本を元手として始めました。

現在は杜氏制度を廃止し全員で酒造りをするというコンセプトで生まれたのが四季咲ですね。

 

頃合いのいいところで、蔵の作成したビデオを見て、蔵見学へ!!!

 

まずは、米の蒸し場へ、ほとんどが機械化されているんですが、人の手が必要なところは人がやっていました。

そして大きな甑も甑は下から蒸気を当てて蒸すという作りでした。

写真では見えないですが、そこの真ん中に蒸気の線につなぐ部分があるんです

写真では見えないですが、そこの真ん中に蒸気の線につなぐ部分があるんです

大量の蒸米が流れるので機械で冷却します、人の手でやるとしたらどれだけの時間がかかるのか???

大量の蒸米が流れるので機械で冷却します、人の手でやるとしたらどれだけの時間がかかるのか???

モダンとクラッシックがどう融合していい酒を造るのか???

モダンとクラッシックがどう融合していい酒を造るのか???

 

写真は洗米器です、人がやるよりも綺麗にヌカを落とせるということで、この機会を使用しています、ヌカが残ると米がべたつきいい酒ができないからですね、もう余分な物酒質に影響するので落としてしまう、徹底されています。

人の手だけでは落としきれないヌカを落としきるセンマイ機

人の手だけでは落としきれないヌカを落としきるセンマイ機

 

麹室へ、麹室では麹米を置いて寝かせていました。

麹米を暖かい室で育てます!!!

麹米を暖かい室で育てます!!!

米に麹を破精させています!!!

米に麹を破精させています!!!

 

そして、酒母室へ酒母室では山廃純米吟醸・地始凍の酒母を作成していました。この酒は四季咲シリーズ7本目の酒、

僕はこのお酒は燗酒でもおいしいなと感じたのですが・・・

 

そこから、タンクの見学へ、サーマルタンクを入れたことで、四季咲のお酒を氷温管理できるので、いつまでも鮮度を保つことができるんですね!!!

そこで、2015年5月に発売される、竹笋生の試飲もさせていただきました、フレッシュな味わいがたまらなかったですね!!!

見にくいですが、搾った竹笋生!!!

見にくいですが、搾った竹笋生!!!

 

 

搾りはヤブタ式という搾り器を使ってお酒を搾っています、アコーディオンのように圧縮して搾るんですね!!!

酒を搾る機械ヤブタ

酒を搾る機械ヤブタ

 

 

長龍は樽酒を日本で初めてビンに詰めて販売した蔵で、その樽酒の技術を他の蔵にも指導に行ってたりとオープンな蔵です!!!

吉野杉の樽酒で有名な長龍ですが、山廃純米酒の樽酒があるのですが、その樽は一回使ったらもう使用できないという非常にコストの掛かる

作業でありますが、酒自体は非常にコストパフォーマンスが良いかと!!!

この樽が吉野杉の樽酒を生み出すのです!!!

この樽が吉野杉の樽酒を生み出すのです!!!

 

見学のラストは、長龍さんは米焼酎を造っているそうで(知りませんでした)しかし、ちょうど焼酎ブームが終わる頃に機会を導入したという・・・

これで焼酎を生産します!!!もっと広がればいいですが・・・

これで焼酎を生産します!!!もっと広がればいいですが・・・

 

 

再び、最初にみんなで集まった部屋に戻り、長龍さんのご好意で用意していただいた弁当を食べながら試飲するという贅沢な蔵見学でした!!!

試飲酒と製造部長さん

試飲酒と製造部長さん

試飲酒2

試飲酒2

 

 

長龍酒造は飯田酒造の7男の弟一氏が自分の酒を造りたい、ここにいても蔵は継げないだから外に出て、八尾からスタートし今でも八尾の蔵は酒を貯蔵するのがメイン使い、

 

また、お酒が6本入るP箱を作っていたり、岡山では精米所を儲け、そこで日本全国の半数の酒蔵が精米をお願いしにくるという、他の酒蔵とも何かしら、交流を持つ蔵です。

それゆえ、岡山の雄町を使ってお酒を造ったりしています。

 

弟一さんの最初の酒造りは他の蔵からお酒を買って瓶詰めするのが始まり、そこで仲が良かったのが宮城県の浦霞、なぜかといえば、昔は今よりも酒造りの免許取得するのが難しかった為です、

 

そして、時が流れようやく酒造りの免許を取ってもノウハウが全く皆無だったので、いろいろな蔵に造りを見せて欲しいとお願いしても、閉鎖的だった為なかなか事はうまく運ばなかったようですが、浦霞などの蔵から教えを受けて今があります、そういった経緯から、どんどんオープンに見せなさいと会長からの指示で長龍は非常に開放的な蔵となっています。

 

先に書いた樽酒の他の蔵への技術指導もその一環ですね!!!

 

最後に長龍酒造は樽酒・ヴィンテージ酒・四季咲という三本柱で酒を提供していくとのこと!!!

 

もし酒屋へ行った時に見つけたら買って飲むのもいいかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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