はてなのちゃわん・期間限定・食用米を使った酒3種類呑み比べ

公開日: : 呑み比べ, 酒入荷情報

どうも、はてなのちゃわんです。

今回の呑み比べは食用米を使って醸したお酒を3種類厳選しました。食用米とは僕たちが普段食べているお米です。お酒を造るときには大半の蔵元さんは酒造好適米というお酒作りに適したお米を使います。みなさんがよく知っているのは山田錦ではないでしょうか?食用米と酒造好適米の違いはお米の中心にある心白の大きさにあります。これは麹の栄養になるものでこれが多いか少ないかで麹のハゼ具合いが変わってきます。あとは蒸した後の作業のしやすさです。酒造好適米はパラパラとばらけやすく作業がしやすく、食用米はベタベタしていて作業がしにくいという違いがあります。

それでも品質の良いお酒を世に送り出す蔵の技術力でみなさんが口にするお酒になっているので、ぜひご賞味いただきたいと思い、選ばしてもらいました。

京都府 白杉酒造 白木久 銀シャリ

京都府 白杉酒造 白木久 純米酒 銀シャリ 半合500円/一合800円

京都府 白杉酒造 白木久 純米酒
銀シャリ
半合500円/一合800円

白杉酒造は創業1777年(安永6年)で京都府京丹後市大宮町周辺に蔵を構えています。天橋立で有名な宮津市や、舟屋で知られる伊根町に隣接する自然豊かな土地です。夜の星空は自然のプラネタリウムと言っても良いくらいロマンチックな風景が楽しめます。

白杉酒造さんは2014年まで京都の酒造好適米である祝(いわい)で全量酒造りを目指していましたが、それに限界を感じてきたため、今まで試験的に醸していた食用米を中心とした造りに切り替えることを決意されます。そこには丹後がコシヒカリの特A地区という事も決め手になりました。

現在11代目蔵元杜氏である白杉悟氏が中心となりお酒造りをされています。白杉氏は先代蔵元の甥にあたり、子供の頃夏休みになるとよく遊びに来ていたこの京丹後の自然が大好きで、いつかは住みたいと思っていました。その思いを実現するために大学卒業後、白杉酒造に入社し現在に至ります。このお酒の名前はお寿司屋さんの銀シャリから由来するものです。お寿司屋さんの多くは、シャリに「ササニシキ」を使うそうで、ベタベタせずに冷めても美味しいというヒントから食用米「ササニシキ」を使用しています。また、京丹後を愛する白杉氏が地元の食用米を使って醸すお酒を多くの人に知ってもらいたいこと、銀シャリのようにお食事に合わせて楽しめる酒を届けたいという杜氏の想いが詰まった一杯を多くの方に知ってもらいたいということからこの一本を選びました。味わいは特に女性に優しいスッキリ呑みやすくなっており、お料理との相性も良いのでぜひご一度賞味ください。

 

 

山形県 羽根田酒造 羽前白梅 純米 尾浦城

山形県 羽根田酒造 羽前白梅 純米酒 尾浦城 半合450円/一合780円

山形県 羽根田酒造 羽前白梅 純米酒
尾浦城
半合450円/一合780円

 

羽根田酒造は創業1592年(文禄3年)で山形県鶴岡市大山に蔵を構えています。先祖は近江ノ国の佐々木庶流甲賀郡羽田ノ庄領主で権力・財力を生かし、天正文禄の頃、豊臣家に属す長門守三男長佐エ門が出羽国で足を止め、酒造業を開始し現在に至っています。大山地方には4つの蔵があり、その中で一番歴史が古く、生産国数は400石と一番小さい蔵です。400石を3人の蔵人で醸しています。酒質は米の旨みを生かした造りで、現在のフルーティで単体でも呑みやすいものとは違い、お食事と合わせて楽しめるお酒です。無炭素濾過をしつつもスッキリしているのに芳醇さも感じるのがこの蔵のお酒の大きな特徴です。

今回、この蔵の中のスタンダードではないのですが、以前この羽前白梅の純米酒の燗酒を試飲したことがあり、いつかこの蔵のお酒を扱いたいなと思っていたところ、羽前白梅の尾浦城が食用米「まなむすめ」を使っているということで即決しました。また、酒屋さんから『非常にキレがいいので、「辛口ください」のお客様にもおすすめです』というアドバイスをいただき、試飲するとまさしくその通りの味わいというのが選んだ理由です。まなむすめから生まれたこの一本をこの記事を読んでいるあなたに飲んでほしいのでぜひご賞味ください。

 

青森県 八戸酒造 裏男山(陸奥男山 超辛純米生原酒)

青森県 八戸酒造 陸奥男山 裏男山 純米超辛 半合520円/一合850円

青森県 八戸酒造 陸奥男山 裏男山
純米超辛
半合520円/一合850円

 

八戸酒造は創業1772年(安永4年)で青森県八戸市大字湊町字本町に蔵を構えています。初代杜氏駒井庄三郎が近江の国を出て陸奥の地にて酒造りの道に入り子孫である蔵元が代々酒を造り続けてきました。現在、8代目庄三郎は青森県の地酒として県産の米と酵母にこだわり、仕込み水は八戸・蟹沢地区の名水を使用し、現代人の嗜好に合わせた安全かつ品質の高いお酒を造っています。この蔵のお酒を代表するのが「陸奥八仙」です。男山は、もともと地元の漁師たちに昔から愛されてきた男らしい辛口の酒でしたが、それだけではこの蔵のことを多くの人に知ってもらえないと思い、社員一丸で新しい酒質のお酒を造ったものがこの「裏男山」です。

地元向けの陸奥男山の裏バージョンです。ラベルの文字が反対というのは目にも楽しく、また味わいは地元の漁師さんが嗜んでいた酒を改良してあるので多くの人が楽しめるようになっています。特に旨みが印象的ですが、フレッシュなガス感もあり飲んだ後のキレもしっかりしています。お米は「まっしぐら」という青森県のオリジナルの食用米をふんだんに使ったまさにザ・地酒です。東北地方の食用米を使用している酒であること、という響きとラベルの文字を逆さにしていることがフォトジェニックだと感じたので選びました。男って色々な意味で裏が好きですね。男の裏を感じる一杯となっていると思うのでぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

以上3種類が食用米吞み比べになっています。普段食べている米からできたお酒を楽しんでください。

最後までご覧いただきありがとうございます。あなたのご来店お待ちしております。

 

 

 

 

 

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