はてなの食材図鑑 〜はも〜
まいギョ! 生臭い男オサムです。
今日からはてなの食材図鑑を始めます。
ボクたちの身の回りにある食材にまつわるプチ知識を、一緒に勉強していきましょう。
「?」を「!」に変えていく。それが「はてちゃSTYLE」。
それでは第一弾は「はも」です。はりきってスターギョ!
毎年5月頃から出始め、「梅雨の雨を吞んで旨くなる」といわれるほど、梅雨明けから夏に向かい最盛期を迎えるはも。今回はその産地による違いにスポットを当てたいと思います。
代表的な産地は大きく分けて3つ。西日本一帯と韓国、中国です。
それではまず、この3つのギョ体を比べてみましょう。
それぞれ顔が微妙に違います。日本産は目が大きくいかつい顔。韓国産は小さい顔に小さい目が特徴です。
さて、日本産はどのあたりから運ばれてくるのかというと、淡路島。徳島、愛媛などの瀬戸内海。そして熊本などの九州からの品物が多いようです。
プロは顔の違いで産地を言い当ててしまいますギョ。
さあ、それではそれぞれの品物を開いた状態で、身の様子を比べてみましょう。
ギョギョ〜ッ!!写真ではなかなか違いが分かりません。ということで、実際に調理した感覚をお伝えします。ポイントを身のキメの細かさ、骨の硬さ、皮の厚み、脂のノリに絞りますギョ。
まず、キメの細かさですが、淡路産と韓国産がなめらかに感じました。
骨切りをした時に刃に当たる骨の感触は、韓国産と中国産が柔らかいです。特に韓国産は特筆。魚の目方も関係してきますが、国産は若干硬い印象です。
皮は徳島産が厚く、韓国産が比較的薄いです。これは皮を噛んだ時の食感とにじみ出てくる旨味に影響すると思います。
湯に落とした時に脂が浮いてくるのは韓国産と中国産でした。この二つは身質に脂肪分が多く含まれています。
産地によって色々特色があります。スーパーなどではもを選ぶ時の参考にしてください。
それぞれを骨切りして落としにしてみました。
これだけの材料を同時に食べ比べるのはボクも初めてです。比較してみた感想はあえてここには書きません。
当然、皆様にも食べ比べてもらえる機会を作りたいと思っています。先入観無しの素直な感想をボクに聞かせてください。
食べ比べイベント開催のお知らせは、店頭やFacebookなどでさせてもらう予定です。Facebookに登録されている方は、この機会にぜひ当店ページを「いいね!」してください。新鮮でお得な情報をお届けします。
同じはもでもこんなに色々な違いがあるんです。
それをお店で実際に体験して、よそで話のネタにしてもらう。「はてなのちゃわん」はそんな場所を目指しています。
現在、生涯骨切り回数249万8676ストロークなのでもう少しです。近々開催予定の『250万ストローク記念・はも食べ比べ大会』で会いましょう。
それでははてなの食材図鑑第一弾はこのへんで。
次回の素材は何にしよっかな。リクエストあれば聞かせてギョ。
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